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【図解】猫の4大リンパマッサージの方法!基本知識を得て実践!

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猫にも症状別に肩こり、腰痛、食欲増進、排泄トラブル等、
効果的なマッサージがありますが、
それらのピンポイントでの部分マッサージを始める前に、
まずは、基本的なリンパマッサージを先に行いましょう。

部分マッサージの始めにリンパマッサージを習慣化する事で、
身体全体のバランスを整える事ができ、触診する習慣を身につける事で、
普通に部分マッサージをするよりも、猫の身体の変化に素早く気付く事が出来ます。

そこで、リンパマッサージをする上での基本的な知識をご説明し、
私の飼い猫に協力してもらいマッサージの方法をご説明します。






リンパマッサージとは


東洋医学におけるツボのマッサージとは、
経絡の道筋に多数点在するツボを刺激する事で、『気』『血』『水』の滞りを改善し、
自然治癒力・免疫力を高め、 健康な状態に整えます。

一方、西洋医学におけるリンパマッサージとは、
身体の中で無数に網の目のように分布しているリンパ管を刺激し、
リンパ液の流れを改善する事で、老廃物の浄化、毒素を排出し免疫力を向上させ、
ストレス解消、皮膚トラブルの予防、スリム効果、疲労回復、肩・首のこりを解消、
などの効果が期待できます。

このリンパ液が流れるリンパ管が集中している中継地点をリンパ節と呼び、
首や脇の下など各所に存在しており、このリンパ節をマッサージする事で、
より効果的にリンパの流れを改善する事が出来ます。

特に運動不足で肥満傾向の猫はリンパ管に適度な圧力がかからず、
リンパ液の流れが悪くなりますが、リンパが滞る原因は他にもあります。

・冷え性や低体温などによって血液循環が悪くなった場合、
・ストレス等で血管の収縮や筋肉の緊張を起こした場合、
・排尿の回数が少ない場合、
・塩分を摂取しすぎた場合、
・加齢によるシニア猫の場合、

リンパの流れが滞ると免疫機能も落ち、体調不良の原因にもなります。

より詳しく知りたい方はコチラの記事を参考にして下さい↓
飼い主が猫にマッサージをして得られる3つのメリットとは?

効果的な4大リンパ節


リンパの最終出口、リンパ節の場所を色別にご説明します。

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リンパの最終出口:左肩甲骨の前
上記でご紹介した通り、リンパ節をマッサージする事が重要と説明しましたが、
必ずリンパマッサージを始める前に、
リンパの最終出口となる左肩甲骨前縁をマッサージしましょう。

リンパはその最終出口から排出されるので、
マッサージをする事で円滑に排出されるのを促し、
リンパ管に流れるリンパ液の流れを良くする事が出来ます。

リンパ節の中でも特に主軸となっている大きなリンパ節が、

頸部(けいぶ)リンパ節:首から上
この部分のリンパ液の流れが滞ると、顔がむくんだり、
外鼻炎や口内炎の疾患がある猫は、炎症が治りにくくなります。

腋窩(えきか)リンパ節:両脇の下
この部分をマッサージした時に、
いつもと違う反応をして嫌がる素振りが観られた場合は、
痛みを感じており、風邪の前兆として初期段階の可能性があります。

鼠経(そけい)リンパ節:両脚内股
この鼠経部分は後ろ足からのリンパ液が流れ込む部分で、
ここのリンパ液の流れが滞ると、むくみや皮膚のたるみ等の症状があります。

膝窩(しっか)リンパ節:両膝のうしろ
この部分のリンパ液の流れが滞ると、
脚に張りが感じられず、そのうち膝や脚に痛み等の症状が出てきます。

リンパマッサージを実践してみよう


まずリンパマッサージを始める前に、猫の毛を巻き込まないように、
指輪、アクセセサリー、時計を身に着けている場合は外し、
皮膚に食い込んだり傷付けたりしないように、爪が長くないかチェックしましょう。

そして、最初はいつも通り撫でてあげ、お互いリラックスした状態で始めるのですが、
警戒心の強い猫や、少し緊張している場合は、
片方の手で猫が喜ぶ部位を撫でながらマッサージをしてみましょう。

マッサージをする上で必要な、基本的なテクニックは下記の記事を参考にして下さい。

関連記事はコチラ↓
猫マッサージの5つの基本テクニック!実践前の注意点も解説!

4大リンパ節を的確に刺激する事が一番大事ですが、
猫は個体差により触られ方や、触られる態勢、力の入れ具合にも好みがあるので、
マッサージをしながら猫が嫌がっていないか様子を観察し、
なるべく猫が嫌がらない、いつもリラックスしている態勢でマッサージをしてあげましょう。

①リンパの最終出口をさする

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まず始めに左肩甲骨の前縁を、
親指以外の4本の指をまっすぐに揃えて優しくさすります。

猫がリラックスするなら、後ろからさするようにしても、
前からさするようにしても構いませんが、
右の肩甲骨をさするのではなく、左の肩甲骨なので注意しましょう。

さする場合は左肩甲骨の前の部分を、押さえながら毛並みに沿ってゆっくりとさすり、
それを10回程度繰り返します。

そうする事で、リンパの出口を開きリンパ管全体の流れを良くします。

②頸部リンパ節のマッサージ

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親指以外の4本の指で頬から首に向けて押しながらさすり、
そのまま首から方に向けて、毛並みに沿って優しくゆっくりと撫でおろします。

リンパ節は左右にあるので、
後ろから両手を使って10回程度マッサージをしますが、
前向きで頭を撫でてあげながら、
片方の手で左右10回ずつマッサージをしても構わないので、
その場の雰囲気の猫に合わせてあげましょう。

③腋窩リンパ節のマッサージ

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後ろから両脇に向けて両手を外側から回し込み、
人差し指の側面を脇の付け根に当てて、
脇の下のリンパ節を軽く10回程度握るように揉みます。


立って脇の下をモミモミされるのを嫌がる場合は、
爪切りをする時のように膝の上で寝転がして、
片方の手は猫が喜ぶ部位を撫で、
片方の手で脇の下のリンパ節を左右10回ずつ揉んでも構いません。

④鼠経リンパ節のマッサージ

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後ろから両内股の外側から両手を回し込み、
親指以外の指を握りこんでジャンケンのグの形にし、
指の第二関節の部分で内股の部分を軽く10回押し込みます。

腋窩リンパ節のマッサージと同様、立って内股を押されるのを嫌がる場合は、
爪切りをする時のように膝の上で寝転がして、
片方の手て太ももを支えて、もう片方の手で内股の鼠経リンパ節を、
親指以外の4本の指を揃えて、指の腹で左右10回ずつ押すようにしましょう。

⑤膝窩リンパ節のマッサージ

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両手で後ろから両膝のうしろにある膝窩リンパ節を、
親指で当ててそのまま人差し指と中指握り込み10回程度揉みます。

嫌がるなら左右片方ずつ揉んでも構いませんし、
横たわってもらい脚を伸ばして膝の裏を左右10回程度揉んでも構いません。

⑥仕上げに背中を全体的に叩く

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親指以外の4本の指を揃えて背中全体を、
猫が嫌がらない程度に優しくまんべんなく約10回×2セット程度叩きます。

肩から徐々に下の方へ優しく叩いていき、シッポの付け根までしっかりと叩きましょう。

4大リンパ節を揉みほぐし、リンパ液の滞りを改善した後に、
身体全体に振動を与える事で、さらにリンパ液の流れを促進させ、
体内に溜まっている疲労物質や老廃物を一気に排出させます。

まとめ


この基本のリンパマッサージをしてから、症状別にマッサージをしていくのですが、
初めてマッサージを受ける猫に、一度に全部しようとしてはいけません。

初めての事で疲れたり、戸惑っている場合もあるので、
長時間マッサージを続けてしまうと、触られる事自体が嫌いになる恐れがあります。

猫を健康的にしてあげようという気持ちは分かりますが、
飼い主のペースではなく、猫のペースに合わせて、
少しずつ回数を重ねてマッサージの時間を延ばしていきましょう。

そのうち
『今日もお願いします♪』
と時間帯を選ばず向こうの方から寄ってくるようになります。

そうなってくると反対に飼い主が疲れてくるので、
マッサージをする時間帯を決めるように猫をしつけしていきましょう。





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